勉強の成果は計画で決まる!忙しい社会人のための資格勉強法と読書法

皆さんこんにちは。タクミです。

悩む人

資格の受験が控えているけどやる気が出ない、、、
目標を達成できる勉強の仕方を教えてください。

そんなお悩みにお答えしていきます!

本記事を書いている人
  • TOEIC860超、簿記2級など資格を多数所持
  • ビジネス書・学習書を年100冊以上読破
  • 休日は自己研鑽で一日が終わる
タクミ
社会人勉強完全マップの内容
  • 社会人が勉強を継続させる方法
  • 効率的な読書の方法
  • 勉強時間の作り方

社会人の勉強は、やる気が沸かなかったり継続できなかったりしますよね。

本記事を読めば、継続的に勉強する方法仕組みづくりができますよ。

では、本題に入りましょう。

目次

適切な勉強計画の立て方・実行方法

資格を勉強するなどの学習において、適切な勉強計画はどのように立て、実行すればよいのか解説していきます。

勉強計画と実行方法
  1. 目標を立てる
  2. スケジューリングする
  3. 反復と継続

以上の3つのSTEPで解説します。

STEP1:目標を立てる

まずは目標を立てましょう。目標は勉強のモチベーションを維持するのに必須といえます。

コツはなるべく具体的な目標を立てることです。

例えば「英語ができるようになる」ではなく「今年の12月までにTOEIC800点を超える」などとします。

参考までに、ジョージ・T・ドラン氏が提唱した、「SMARTの法則」という効果的な目標設定の方法があります。

SMARTの法則
  1. Specific(具体的である)
  2. Mesurable(計量可能である)
  3. Achievable(達成可能である)
  4. Relevant(関連性がある)
  5. Time-bound(時間制約がある)

SMARTの5つの要素を意識して目標設定してみるとよいでしょう。

STEP2:スケジューリングする

目標が設定できたら、インターネットで情報収集をし、目標を達成するために必要な本や教材を洗い出します。

勉強する教材を月単位で決め、一日ごとのタスクに落とし込んでいきましょう

例えば、1月は教材A、2月は教材B… 1月1日は教材Aの1章、1月2日は2章…といった感じです。

スケジューリングのコツは、あまり詰め込みすぎないことです。

タクミ

過密なスケジュールを立てると、やる気がわかなかったとき、病気になったとき、突然遊びの予定が入った時など、その後の学習予定がすべて崩壊してしまいます。

達成できなかったときの罪悪感も相まって、モチベーションが保ちづらくなってしまいます。

また、休日は平日の2倍くらいの量が最適だと考えています。もし2倍の量を達成して、それでもなお余裕があれば3倍、4倍と増やしていきましょう。

適切なスケジューリングができれば、毎日の達成感の積み重ねでモチベーションがアップし、すぐに勉強を習慣づけることができるはずです。

STEP3:反復と継続

勉強計画を立てたら、あとはやるだけです!

効率的な勉強において最も大切なことは、反復と継続です。

エビングハウスの忘却曲線では、1日後に約66%忘れると示されています。反復を繰り返すことによって脳に定着させることが非常に重要です。

また、継続するための仕組みづくりはSTEP1と2でお示ししましたが、とにかく長期間継続して勉強しましょう

短期集中で得た知識はすぐに記憶から消えてしまいます。まさに継続は力なりですね。

勉強のための読書法

リベラルアーツに関する本などで、ざっとその分野の概観を知っておきたい場合の読書法について解説していきます。

読書の手順
  1. ベストセラー書籍を2冊読む
  2. 関連する書籍を乱読する
  3. アウトプットする

一つずつ見ていきましょう。

STEP1:ベストセラー書籍を2冊読む

まず勉強したい分野のベストセラー書籍を2冊読みましょう。

Amazonの評価☆4.2以上がオススメです。

悩む人

なんで2冊も読むの?1冊でよくない?

2冊読む理由はズバリ、本質をとらえるためです。本質とは最も大事な要素のことです。

例えば食事法に関する本を2冊買ったとして、1冊目に糖質を取るなと書かれていたとします。

同じく2冊目にも糖質を取るなと書かれていたら、「糖質を取ってはいけない」という情報の信ぴょう性は上がりますよね。

一方で2冊目に糖質の情報が書かれていなかったら保留します。

乱読の際に糖質に関する情報がないか確認し、複数回出てきたら「糖質を取ってはいけない」という情報の信ぴょう性は高いでしょう。

また、情報源についても非常に重要です。

特に電子書籍でしか出版されていない本は注意してほしいのですが、権威ある論文からの引用なのか、全く信頼できないソースなのかを必ず確認しましょう。

STEP2:関連する書籍を乱読する

2冊読めば大体その分野において重要なポイントは分かっていると思います。

本質であろうポイントをさらにブラッシュアップさせるために乱読を行います。目安は2~5冊くらいです。

タクミ

乱読にはお金がかかるので図書館で借りるか、「kindle unlimited」を利用するのがおすすめです。

資格の勉強と違い隅々まで覚える必要はないので、本質をとらえながら飛ばし飛ばし読めば十分だと思います。

注意したいのが本質の周辺情報の収集です。

ベストセラー書籍に書いていなかった新たな根拠や新しい視点での考察は、その分野への広く、深い理解の手助けになるでしょう。

STEP3:アウトプットする

アウトプットとは情報を外に出すことです。それに対してインプットは外から情報を入れることです。

必ずインプット→アウトプットの順になります。

アウトプットの例
  • 本を読んで、要約をブログに書く
  • 教科書を読んだ後、問題を解く
  • 映画を観終わったらレビューサイトに感想を投稿する

アウトプットはしっかりと理解していないとうまくできません。

そのためインプットよりも労力がかかり、記憶にしっかりと定着させることができます。

コロンビア大学のアーサー・ゲイツ博士は、最も高い結果を出せるインプットとアウトプットの割合は3:7であると実証しています。

タクミ

普通に生活しているとインプット過多になりがちなのでアウトプット多めの生活を心がけたいですね。

時間をつくる方法

悩む人

忙しくて勉強している時間なんてないよ、、、

社会人が勉強を始めるにあたっての最大の障壁が時間でしょう。

仕事に疲れてダラダラしてしてしまったり、そもそも仕事が忙しすぎて勉強する時間が確保できない方も多くいらっしゃるはず。

そこで、勉強時間を確保するための具体的なアクションプランが以下になります。

時間を作るためのアクションプラン
  • 起床後に勉強する
  • 耳学を活用する
  • 勉強できる場所をつくる
  • 無駄な時間を無理やり有意義にする

一つずつ見ていきましょう。

起床後に勉強する

起床後の2~3時間は、脳内が整理された状態であり、1日の中で最も集中力が高く、「脳のゴールデンタイム」と呼ばれます。

精神科医の樺沢紫苑氏は自身の著書で「朝の勉強は、夕方や夜の3倍以上の価値がある」と述べています。

タクミ

いつもより1時間早く起きて勉強すると、効率よくインプットすることができるでしょう。

耳学を活用する

通勤時間や家事の時間を普通に過ごしてしまう方も多いと思います。

しかし、テクノロジーが発展した現代では、本を開きにくいような環境でも勉強を取り入れることができます。

タクミ

英語のリスニングはもちろんのこと、最近ではオーディオブックがかなり普及してきましたね。

また、動画での学習も当たり前のものとなってきています。

積極的に活用していきましょう!

勉強できる場所をつくる

ついつい家だとダラダラしてしまいますよね。

そんな方は、「ここなら勉強に集中できる!」という場所を見つけましょう。

図書館、カフェ、ベランダなどなど、、、人によってさまざまだと思います。

タクミ

勉強できる場所を一つ持っているだけで効率が全然違いますよ!

無駄な時間を無理やり有意義にする

「無駄な時間を過ごしてしまった、、、」という経験ありませんか?YouTubeやtwitterを気づいたら2時間以上触っていたなんてこと、私にもたくさんありました。

そんな方にオススメしたいのが、娯楽をむりやり学習コンテンツに変える方法です。

具体的には、学びたい分野の講師だけをチャンネル登録したアカウントを作ったり、勉強になるツイートをする人だけをフォローするアカウントを作る方法です。

ちょっとしたひと工夫によって、アプリを開いてしまう癖を直さなくても自然に勉強することができます。

タクミ

私は、テレ東Bizという経済ニュースの動画アプリを入れて、YouTubeの代わりにしています。

また、私はYoutubeやTwitterはアプリではなくブラウザを利用しています。

アプリでは便利すぎ、時間を忘れて使用してしまうためです。「ちょっと面倒くさい」という状況を作り出すことがSNS依存を避けるコツになります。

もちろん一番良いのが、そもそもスマホを使わないことです。

「デジタルデトックス」という言葉が普及していることからも分かるように、いかにスマホを使わないかが、自由時間を有意義に過ごすカギになります。

やる気が沸かない時の対処法

最後にどうしてもやる気が沸かない時の対処法をお伝えします。

10秒でも机に向かってみる。ごろごろしている時はスマホを置いて10秒立ち上がってみる。

それだけで一番難しい最初の1歩を踏み出せたことになります。イメージは床に置いた重い荷物を押すのと同じで、大変なのは動き始めるまでです。

勉強を始めることができても、集中力が続かないという方には「ポモドーロ・テクニック」が有効かもしれません。

ポモドーロ・テクニックは、25分間しっかり集中する時間と、5分間まったり休憩する時間を1セットとし、何セットも繰り返していく方法です。ポモドーロタイマーのwebアプリは無料で使えるのでおすすめですよ。

まとめ

勉強計画・実行方法
  1. 目標を立てる
  2. スケジューリングする
  3. 反復と継続
読書の仕方
  1. ベストセラー書籍を2冊読む
  2. 関連する書籍を乱読する
  3. アウトプットする

勉強の仕方を変えるだけで効率と達成率が段違いに上がります。

特に計画を立てるクセはつけておきましょう。勉強だけでなく、仕事や普段の生活にもとても良い影響を与えます。

具体的な勉強内容に関しては以下の記事をご覧ください。

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