皆さんこんにちは。タクミです。

社会人になってから学び直すなんてしんどいし、意味あるの?
社会人が勉強すべきおすすめジャンルは?
そんな疑問にお答えしていきます!
- 社会人の勉強の実態
- 社会人が勉強をするメリット
- 社会人が勉強すべきおすすめジャンル
社会人の勉強は、モチベーションが上がらなかったり、何から勉強すればよいのか分からなかったりしますよね。
そこで、勉強を始めたい社会人のための「社会人勉強完全マップ」を作成しました。
本記事を読めば、社会人が勉強するメリットと学ぶべきジャンルが具体的にイメージできますよ!
では、本題に入っていきましょう!
社会人の勉強についての概要
社会人の勉強は、学生時代の「受け身」の勉強と違い、自分の課題や興味から「進んで」するものになります。
ここでは社会人の勉強について、概要を見ていきましょう。
社会人の勉強の実態


総務省統計局の「平成28年社会生活基本調査結果」によると、社会人が一日に勉強する時間は平均6分程度です。
統計によると、勉強していない人の割合はなんと95%。5%の人しか勉強をしていないことが分かります。
また、「プレジデント」の調査によると、勉強時間が週に7時間以上と答えた人について、年収500万台が約5%なのに対し、年収2000万以上は18%だそうです。
- 社会人は大多数が勉強していない
- 勉強時間と年収には相関がある
ということが分かりますね。
社会人が勉強をするメリット


では勉強するメリットはなんなのか、一つずつ見ていきましょう
- 年収が上がる
- 人生の選択肢が広がる
- 自分の軸が見つかる
年収が上がる
先ほどお話ししたように、勉強時間と年収には相関があります。
自分の仕事に関する仕事を勉強すると、周りからの信頼が厚くなったり、実績を残しやすくなり、昇進につながります。
また、実績や資格によって、高年収の会社へ転職することもできるので、社会人の勉強は大きなメリットがあるといえるでしょう。
人生の選択肢が広がる
「人生100年時代」、「終身雇用の崩壊」と様々なことがいわれている現代ですが、ますます個人としての能力が重視される時代です。
そのため、勉強することによって自分の能力や市場価値を常に高めることが必要となってきます。
勉強による能力開発や資格取得は、様々な会社で働くチャンスに直結します。
自分の可能性を広げることができるということですね。
自分の軸が見つかる
勉強を続けていくと知識が増え、自分の発言や行動に自信を持つことができます。
周りからの信頼が厚くなったり、誰も思いつかないようなアイデアが浮かぶといったメリットもあります。
また、自分の知らない領域を勉強することにより新たな興味や発見が生まれ、今後のキャリアデザインにも良い影響を及ぼします。
社会人が勉強をしない理由


たくさんのメリットがある一方で、多くの社会人は勉強ができていません。
- 明確な目標がなくモチベーションが続かない
- 勉強している時間がない
- 誘惑が多く負けてしまう
- 何を勉強すればよいのかわからない
たくさんの要因がありますが、全て適切な勉強計画と勉強ジャンルの選定によって、解決できる可能性が高いです。
勉強計画の立て方は以下の記事で詳しく説明しているのでぜひ読んでみてください。


私は勉強計画を練る習慣がありますが、もしなかったら全く勉強をせず一日を終えていると思います。
社会人の勉強には様々なメリットがある一方で、ほとんどの人は勉強できずにいる
【おすすめ順】勉強すべきジャンル一覧
では、具体的にどの分野の学習をすればよいのか、勉強すべきジャンルをおすすめ順にご紹介します!
- 仕事・副業に関する勉強
- 英語・会計・IT(ビジネス3種の神器)
- ビジネス系科目
- リベラルアーツ
- 趣味
仕事・副業に関する勉強


仕事や副業に関する勉強は、給料アップや副収入に直接つながる可能性があるため、優先的に行っていきましょう。
例えば、建築業界に勤めている方は施工の勉強をする、財務の部署に所属している方は簿記やファイナンスの勉強をするなど。
副業についても同じことが言え、私も絶賛勉強中です。
転職したい業界や部署に関する勉強も大切ですね。
また、全ての仕事に通用するビジネススキルの習得も効果的です。例えば以下のスキルがあります。
- コミュニケーション能力
- スケジュール・タスク管理
- プレゼンテーションスキル
- Officeなどのソフトウェア活用スキル
- ショートカットキー
- ビジネスライティング
- ロジカルシンキング
仕事・副業に関する勉強は、人生における最も重要な勉強であるといえるでしょう。
また、勉強する分野は一人ひとり違うため、次から挙げるジャンルに重複していることも多いと思います。
英語・会計・IT(ビジネス3種の神器)
英語・会計・ITの3分野は「ビジネス3種の神器」と呼ばれ、キャリアアップのために特に重要といわれています。
英語


英語が少しできるだけで社内で重宝されますし、就活や転職でも有利になります。
昨今をとりまくグローバル社会。日本人の英語力が低いとよく言われていますね。
翻訳の技術が進んでいるから勉強をする必要がないという人もいますが、以下に挙げる様々な理由で勉強するべきだと考えています。
- 現状、100%正確な翻訳ツールはないし、開発されたとしても普及は当分先のことである
- 言語は表情や語気で意味合いが変わり、無機質な翻訳では深いコミュニケーションが取れない
- 言語はその国の文化を反映しており、日本人と違った感情や表現を学べる
- 日本では英語を「努力の指標」とみなし、評価の対象にされやすい
ある程度、読み聞きでき、会社からも評価されるレベルがTOEIC800点以上だといわれています。
以下の記事では全く英語ができなかった私がTOEIC865を取るまでの最短ロードマップを解説しています。


これからも、英語を使える日本人は貴重であり、市場価値も上がり続けるでしょう。
会計


会計を学ぶと会社の数字に対しての理解が深まり、経営者視点で物事をとらえることができるようになります。
上場しているすべての株式会社は有価証券報告書(有報)の提出が義務付けられています。
ステークホルダー(株主や取引先など)は有報を参照して投資判断や取引先選定に使います。また、経営陣も財務諸表をもとに経営戦略を立てたりします。
会計を学ぶために最も有名な資格が「簿記」です。
2ch開設者のひろゆき氏も簿記、特に簿記2級をコスパが良い資格として超おすすめしており、多くの企業が経理部の採用条件として簿記2級を挙げています。
以下の記事では知識0の私が3級をスキップして簿記2級を取得した勉強方法をご紹介しています。


また、よく混同されがちな会計(アカウンティング)とファイナンスですが、会計は利益ベースの過去の業績、ファイナンスはキャッシュベースの未来の指標を扱うという違いがあります。
IT


ITはこれからの時代を生きるためにも避けては通れないジャンルであり、今後もIT人材は企業から求められ続けます。
全ての業界でIT化は進んでおり、今後、企業内のあらゆる予算がIT関連になり、全ての企業がテクノロジー企業になるといえます。
DX、AI、ブロックチェーンなどと様々な言葉が社内で飛び交っているという方もいるのではないでしょうか。
- ITを自身のビジネスに活かしたい方 → ITパスポート
- フリーランスやIT業界への転職を考えている方 → プログラミング、Web系資格
- データ分析、AIの分野に積極的に携わりたい方 → 統計学
統計学を勉強するなら、統計検定2級の取得を目指しましょう。
統計学の真髄である、「推定」や「検定」など未来の出来事を確率で予測するための手法が学べるためです。
以下の記事では1か月で統計検定2級に合格した方法を解説しています。


ビジネス系科目


いわゆる、MBA(経営大学院)で学ぶ科目で、ビジネスリーダーに求められる知識になります。
役員や起業家、またはそれらを目指す方たちは積極的に勉強すべきジャンルになります。
具体的には、以下のような科目になります。
- 経営戦略
- マーケティング
- ファイナンス
- アカウンティング
- 組織戦略
- 人的資源管理
- オペレーションマネジメント
- IT戦略
- 交渉術
上に挙げたMBA関連科目のエッセンスをまとめた本が「グロービスMBAマネジメント・ブック」です。
1冊ずつ買うと2万円以上する内容を1冊にまとめてあります。おすすめです。


リベラルアーツ


仕事には直接かかわってこないですが、ビジネスマンとして働く限り、じわじわ効いてくるジャンルをまとめてリベラルアーツ(一般教養)とさせていただきました。
リベラルアーツの重要性は近年見直されており、学習することによって現代のビジネスパーソンに求められる「創造性」「社会性」などが身に付きます。
世界で活躍しているエリートビジネスマンは、ほとんどすべての基礎を抑えている印象がありますね。
具体的には、以下の科目が挙げられます。
- 投資
- 経済
- 政治
- 世界史
- 宗教
- 哲学
- アート
- 音楽
- 心理学
- 自然科学
- 文学
- 法学
上で挙げた学問に関連する記事の一覧が以下になります。
趣味


趣味は一見、仕事や勉強から遠いものと思われがちです。
しかし、世界の経営者や成功者は、オフを趣味に没頭することで仕事のパフォーマンスを上げています。
趣味はあなたの人生を豊かなものにする、様々なメリットがあります。
- 創造性(クリエイティビティ)が高まる
- ストレスを発散し、リラックスできる
- 脳に刺激を与え、認知症予防・知力向上につながる
- 集中力を高める
- 人間関係を広げる
これら以外にもたくさんのメリットがあり、様々な研究で科学的に立証されています。
以下の記事では社会人におすすめの趣味をまとめています。ぜひご覧ください!
まとめ


- ほとんどの社会人が全く勉強しない
- 社会人の勉強には、年収アップなどの様々なメリットがある
- 社会人は自由な時間が少なく、お金が使える分誘惑が多いので勉強を継続するのが難しい
- 仕事・副業に関する勉強
- 英語・会計・IT(ビジネス3種の神器)
- ビジネス系科目
- リベラルアーツ
- 趣味
社会人の勉強は、人生を好転させる力を持っています。
「今日が人生で一番若い日」です。ぜひ本記事を参考に勉強をスタートしましょう!
社会人勉強完全マップは「エリートへの道」の集大成です。
タイトルの「完全マップ」は、英語学習でお世話になっている森沢洋介氏の「英語上達完全マップ」をリスペクトして引用させていただきました。
本記事を見ている全ての方の勉強の助けになれれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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