皆さんこんにちは、タクミです。

Excelの試験があるらしいけど、難易度は?
勉強時間をどのくらい取れば合格点にいくのかな?
そんな疑問にお答えしていきます。
- MOS Excel エキスパートの概要
- 合格するために必要なテキスト
- 3週間で合格するための学習計画
本記事を読むことによって、MOS Excel エキスパートに最短で合格するためにやるべきことが分かります。
では本文を見ていきましょう。
MOS Excel エキスパートはExcelの代表的な上級資格


Microsoft Office Specialist(MOS)とは、Officeソフトの利用能力を証明する世界的な資格となります。
Excelの資格であるMOS Excelは「スペシャリスト(一般)」と「エキスパート(上級)」に分かれています。
初心者の方はさらなる業務の効率化に、普段Excelを使っている方は知識を体系的に整理するのに役立てるとよいでしょう。
どちらも受験資格がないため、最初からエキスパートでの受験も可能です。



どっちから受験した方がいいの?
エキスパート(上級)といってもどの程度難しいのかわかりませんよね。
そこで、「よくわかるマスター MOS Excel 365&2019 Expert」というテキストに以下のスキルチェックシートがあります。
- 新しいブックを作成できる。
- シートの表示/非表示を切り替えることができる。
- セルを参照して数式を入力できる。
- データベース用の表の構成を理解している。
- テーブルの構造を理解している。
- 数式に名前付き範囲を使用できる。
- 関数を入力できる。
- SUM、AVERAGE、COUNT、MAX、MIN関数などの基本的な関数を使用できる。
- 数式で、絶対参照、相対参照、複合参照を適切に設定できる。
- 棒グラフや円グラフなどの基本的なグラフを作成できる。
いくつチェックできましたでしょうか?チェックした個数に応じて以下の学習プランが提案されています。
10個 | 6~9個 | 0~5個 |
---|---|---|
そのままエキスパートの学習に進みましょう | スペシャリストの復習をしてからエキスパートの学習に進みましょう | まずはスペシャリストを学習しましょう |
少し厳しいので、私が思うに8個以上できるならエキスパートの学習に入ってもよいと思います。
当然、分からなかった箇所はしっかり復習する前提です。そこまで時間はかからないと思うのでササッと復習してエキスパートへ進んでしまいましょう。
以下、MOS Excel エキスパートの試験概要になります。
試験の形態 | 試験時間 | 受験料 | 合格点 |
---|---|---|---|
コンピュータ(CBT) | 50分 | 12,980円 | 700点 |
MOS Excelは初心者から上級者まで、知識を整理するのに役立つ
合格に必要な教材は「よくわかるマスター」だけ!


MOS Excel エキスパートの合格に必要な教材は、タイトルにもあるように「よくわかるマスター MOS Excel 365&2019 Expert」のたった1冊だけです。


解説が写真付きでかなり詳しく記載されており、パソコンを使った模擬試験が5つついています。
少し値段は張りますが1冊で完結できるのはありがたいですね。
デメリットとして、正誤判定が本番よりも厳しい気がします。
MOSの公式では
リボン、ショートカットキー、マウスの右クリック、いずれの方法で解答しても、実行した結果が同じであれば同じ判定結果になります。ただし、問題文中で操作方法を特定している場合は、その指示通りでなければ不正解となります。
試験当日に関するよくあるご質問|MOS公式サイト (odyssey-com.co.jp)
とありますが、「よくわかるマスター」ではその判定がシビアですね。
これは本番の試験でも不正解になるようですが、絶対参照が必要でないところに$マークをつけると、算出した答えが合っていても不正解となります。
無駄なことをしているのは、セル参照の意味を理解していないとみなし不正解とするそうです、、、
明らかに初見殺しなので気を付けましょう。
MOS Excel エキスパートを3週間で合格する具体的なプラン


続いて、MOS Excel エキスパートに3週間で合格するための具体的な方法を一例として作ってみました。こちらを参考にして勉強計画を練ってみてくださいね。
前提として月曜始まりを想定しています。また各週の7日目を、達成できなかったときに挽回するための予備日としています。
また、「よくわかるマスター」しか使用しないので、テキスト名は省略します。
1週間目(1日目~7日目)


- 出題範囲 1-1、1-2
- 出題範囲 1-3、確認問題
- 出題範囲 2-1、2-2
- 出題範囲 2-3、確認問題
- 出題範囲 3-1、3-2
- 出題範囲 3-3、3-4
1週間目はとにかくテキストを解く習慣をつけましょう。
1日2章のペースで学習していきます。確認問題で分からなかった箇所は、しっかりと復習し身に着けておくことが大切です。
IF関数とIFS関数、SWITCH関数の使い分けがややこしいので、始めのうちにマスターしてしまいましょう。
そうすれば、SUMIFなどほかのIF関数とIFS関数の使い分けも簡単になりますよ。
また、3-4に出てくるPMT関数とNPER関数ですが、PMTはpayment(支払い)、NPERはnumber of periods(返済回数)の略なので覚えておきましょう。
2週間目(8日目~14日目)


- 出題範囲 3-5、3-6、確認問題
- 出題範囲 4-1
- 出題範囲 4-2
- 出題範囲 4-3、確認問題
- 第1回模擬試験
- 第2回模擬試験
2週間目はいよいよメインである「ピボットテーブル」や「ピボットグラフ」に入っていきます。
最初は戸惑うかもしれませんが、覚えてしまえばそんなに難しくないので大事な得点源になりますよ。
一通りの学習を終えたら、模擬試験に入っていきましょう。
はじめは合格点に入っていなくても大丈夫ですよ。
慣れていくうちにどんどん点数が上がっていきます。
間違えた箇所はしっかりと復習し、同じような問題が出た際に解けるようにしておきましょう。
3週間目(15日目~21日目)


- 第3回模擬試験
- 第4回模擬試験
- 第5回模擬試験
- 第1回模擬試験
- 第2回模擬試験、第3回模擬試験
- 第4回模擬試験、第5回模擬試験
試験直前の3週間目はひたすら模擬問題を解きまくりましょう。1周目を終えたら2周目を行います。
2周目では精度とスピードが上がり、1日に2つの模擬試験をこなすのも苦ではないはずですよ。
苦手な箇所を重点的に復習し、本番に備えていきましょう。
まとめ


以下がまとめになります。
- MOS Excel エキスパートはExcelの代表的な上級資格
- 合格に必要な教材は「よくわかるマスター」だけ
- 「よくわかるマスター」をテキスト1周、模擬試験2周する
実践すれば、最短ルートでの合格が見えてきます。
資格勉強で得た知識はどんどん実務の作業効率化に活かしていきましょう。
この記事を読んでくれた皆様全員の合格を願っています。
コメント