皆さんこんにちは、タクミです。

今からでも始められる社会人におすすめの趣味は?
どうせ始めるんだったら有益な趣味をしたい!
そんな疑問や願望を持った方々に向けて、たくさんの趣味に全力を注いでいる私が、社会人におすすめの趣味を厳選しました!
- なぜ社会人にとって趣味が重要なのか
- 社会人に適している趣味はどんな趣味か
- 社会人におすすめの趣味10選
どうせやるなら有益な趣味を、と思いますが、何をもって有益かわかりませんよね。私もどんな趣味を始めればよいのかわかりませんでした。
本記事では有益な趣味の条件を示し、それを満たす趣味を厳選しました。
では、本文を見ていきましょう!
社会人にとってなぜ趣味が重要なのか


一見趣味は遊びの延長線上にある印象ですが、仕事や人生にとても大きなメリットを与えることが数々の研究で分かっています。
- 創造性(クリエイティビティ)が高まる
- ストレスを発散し、リラックスできる
- 脳に刺激を与え、認知症予防・知力向上につながる
- 集中力を高める
- 人間関係を広げる
世界中で活躍している経営者やビジネスパーソンほど、全力で趣味に取り組んでいます。
しかし趣味の選び方を間違えると、ただダラダラと時間を無駄に使うことになり、先に挙げたメリットも享受できません。
社会人に適している趣味は積極的レジャー





じゃあ結局どんな趣味がいいのよ?
この答えを導き出すために、「フロー状態」という考え方が参考になります。
「良い人生を生きる」には何が必要か?
この問いの一つの答えとして、心理学者のM.チクセントミハイは「フロー」を提示しています。
「フロー」とは、完全に没頭し、時間を忘れるほど熱中する状態のことを言います。
スポーツ選手は「ゾーンに入った」とも表現しますね。
「フロー状態」になるには、少々難しい言葉を使いますが
- 明確な目標
- 迅速なフィードバック(すぐに結果がでる)
- チャレンジとスキルが釣り合っている
という3つの条件が必要になります。簡単に言うと「続けることによって、上達する」とも言いかえれます。
趣味は大きく積極的レジャー(運動や楽器演奏など)と受身的レジャー(テレビなど)に分けられ、積極的レジャーは幸福であり、モチベーションが高く、集中しているだけでなく、一日の内で最もフローを体験することができます。
積極的レジャーと受身的レジャーの線引きはあいまいですが、フロー状態になるための3つの条件を満たしていれば、積極的レジャーといってもよいでしょう。
社会人に適している趣味は、続けることによって上達する「積極的レジャー」
社会人におすすめの趣味10選


では、社会人にはどんな趣味がおすすめなのでしょうか。
一覧を作成するにあたって、次の3つの項目に当てはまる趣味を厳選しました。
- 積極的レジャー(サウナ、瞑想、旅行、キャンプなどを除く)
- 勉強の意味合いが強くないもの(読書、英会話、プログラミングなどを除く)
- 一人でできるもの(ゴルフ、フットサルなどを除く)
その中で運動系・ゲーム系・クリエイティブ系・受身的レジャーの4つにカテゴリ分けしました。一つずつ見ていきましょう。
運動系
体を動かすことは、心身の健康においてとても重要です。運動は長時間継続する有酸素運動と、短時間で激しい強度が要求される無酸素運動に分かれ、それぞれ別のメリットがあります。
一見するとあまり違いはなさそうですが、健康のための有酸素運動、アスリートのための無酸素運動とくくってしまってよいでしょう。
ランニング


ランニングは最も手軽に始められる有酸素運動といえるでしょう。
適したウェアとシューズを身に着けて外に出れば、準備万端です。
注意点として、必ずランニング前後にストレッチを欠かさないようにしましょう。急に運動を始めてしまうと、怪我につながってしまうこともあります。
ランニングの注目すべき点として、うつ状態の改善があります。気分が落ちこんだ時は外に出たくないものですが、走ることによってリラックスし、ネガティブな思考のサイクルを減らすことができます。
走るときは「マインドフルネスランニング」を心掛けましょう。
なるべく自分の頭から考え事や悩み事を排除し、息遣い、外の空気などを五感で感じながら走ることによって、集中力を高め、よりポジティブになれます。
スノーボード


私の中でスノーボードは最もフロー状態になりやすいです。滑っている間は非常に集中し、時間を忘れています。
フローの入り方は自動車の運転に似ているかもしれません。気を抜いたら大事故につながりかねませんし、周りの状況に注意しながら滑る必要があります。
初めてのスノーボードは本当に大変です。
激しく打ち付けて体中痛いし、経験者の友達にはおいて行かれるしで。。。ただしそこを耐え抜けば、すぐに上達します。
少し練習すれば、ちょっとした技がすぐに身につくのがやりがいがあって楽しいですね。また、ジャンプ台や上級者コースがあることによって、様々なチャレンジができるのも魅力的です。
筋トレ


無酸素運動の代表格といえば筋トレ。アメリカの優秀なビジネスパーソンは一人残らず体を鍛えている(らしい)のです。
根拠のない話はさておき、筋トレにもたくさんのメリットがあります。
筋トレをすると、基礎代謝が上がり、体内のエネルギーが多く消費されます。よって痩せやすく、太りにくい体づくりができ、「ダイエットするなら筋トレ」といわれているのも納得できますね。
また歳をとるにつれて筋肉は衰え、生活に支障をきたす場合も少なくありません。
体が動かなくなる前に筋トレを習慣づけ、健康寿命を延ばしていきましょう。
最後に筋トレは自尊心を保ち、高めることが様々な研究で報告されています。自分に自信を持つことによって、仕事やプライベートを充実させることができます。
筋トレを面白おかしく科学的に解説してくれるTestosterone氏の著書、「超筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由」はとてもおすすめです。


ジムに通わずに筋トレを行いたい方には「プリズナートレーニング」がおすすめです。


ゲーム系
ゲームは遊びと言われがちですが、頭を使って戦略を練ったり、試行錯誤を凝らしたりすれば立派な積極的レジャーとなります。
特にゲームはフィードバックが早いのでモチベーションを維持しやすいのも特徴ですね。
チェス


Netflixの配信ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」が世界的に大ヒットし、チェスブームが到来したのも記憶に新しいですね。
チェスは脳に非常に良い効果をもたらします。チェスの学習や上達は、学問の向上に相関関係があると研究で報告されています。
特にクリエイティビティ・発想力はチェスの学習によって向上することが報告されており、その効果は学習していないグループの3倍ほど。
チェスには長い歴史があるため、たくさんの戦略(ストラテジー)や戦術(タクティクス)が研究されています。
勉強すればするほど強くなれるのも面白いポイントですね。
将棋でいう詰将棋にあたる、タクティクス問題はパズルを解く感覚でチェスが上達するので非常におすすめです。
また、世界中の人と対戦できるのもチェスの魅力です。オンラインチェスでは、ユーザーのほとんどが英語話者で、時にはアドバイスをくれたり、プレイングを褒めてくれたりします。
チェスをオンラインでプレイするなら、chess.comがおすすめです。私はchess.comで練習を重ね初心者を脱し(レート1200以上)、全ユーザーの上位15%に入ることができました!


ポーカー


一見ギャンブルの色が強いポーカーですが、理解を深めるとものすごく複雑な戦略ゲームであるとわかります。
現在の世界の主流はテキサスホールデムという方式で、手札2枚、場に5枚の合計7枚で最も強い組み合わせを作り、相手と戦います。
日本のポーカープレイヤーといえば世界のヨコサワさんが有名です。以下の動画ではポーカーのルールをわかりやすく解説してくれています。
一般的にギャンブルといわれている、パチスロ、麻雀、ポーカーなどで安定的に勝っている方は、ゲームの裏に隠されている数字を見ています。
ギャンブルを推奨するわけではありませんが、ポーカーの戦術的、心理的な戦いは非日常的な刺激を与えてくれます。
ポーカーもチェスと同じくオンラインで世界とつながることができます。
ギャンブルが嫌いだという方は、お金をかけないゲームとしてのポーカーを楽しみましょう。
現在日本でのカジノは違法となっていますが、カジノ法案(IR法案)の成立もあり、どんどんポーカーが普及しそうですね。
クリエイティブ系
クリエイティブ系でくくった趣味は0から1を作り出します。創作活動には相応の労力を要しますが、得られる達成感や創造性はケタ違いです。
音楽


音楽を演奏することは非常にクリエイティブで、積極的レジャーの代表格といえます。
楽器にはピアノ、弦楽器、管楽器、ドラムとたくさんの楽器がありますが、好きなものから始めてみるとよいでしょう。
私はピアノを始めるために音楽理論を学びましたが、耳に心地よく残る曲や暗い気持ちになる曲などを理論で説明できるということに感銘を受けました。
また、作曲をしたい方は、パソコンで作曲するDTM(Desk Top Music)が非常におすすめです。初音ミクに代表されるボーカロイドもDTMの一種です。
DTMは、楽器が演奏できなくても、ましてや持っていなくてもOK。マウスとキーボードだけで作曲できます。
DTMの素晴らしい点はそれだけではありません。ものすごい数の楽器を好きなテンポ・音量で演奏することができ、1秒の狂いもなく演奏してくれます。まさに、オーケストラの指揮者になった気分ですね。
初心者の方は無料のソフトウェアを使って作曲してみましょう。無料ソフトウェアとしては「Domino」または「GarageBand」がおすすめです。
料理


料理は大きな労力を伴うクリエイティブな活動だと私は考えます。
まずは目標となる料理を作るための献立を、栄養バランスを考慮に入れたうえで作ります。
食材は期限を考えて適切な量購入し、料理を作る前の下ごしらえをあらかじめ行います。
時間を最小限にする手順を考えながら作業をし、手順や味付けなどの改善点があれば次に活かします。
色味や立体感を出すための盛り付けも大切です。
以上のように料理はたくさんの思考プロセスがあり、積極的レジャーといえるでしょう。
料理が趣味になると家事が楽しくなるうえ、健康も手に入れられるので一石三鳥ですね。
以下の記事では、健康的な食生活を送るための情報を紹介しています。ぜひご覧ください!
また、料理に合うワイン選びはさらに私たちの食生活を豊かにしてくれます。
肉料理はこの赤ワイン、魚料理にはこの白ワインなど、「マリアージュ(相性のよさ)」を考えることは料理にぐっと深みを持たせることができるでしょう。
そもそも赤ワインはポリフェノールがたっぷり含まれており、白ワインはミネラルが豊富なため普通に健康に良いです。
ただし、飲みすぎは厳禁です。飲酒量と健康リスクの関係性を示す、Jカーブを意識しましょう。
コーヒー


社会人の必須アイテムであるコーヒーですが、おそらくほとんどの方が缶コーヒー、インスタントコーヒー、カプセルコーヒーを飲んでいるでしょう。
そんな手軽さをぐっとこらえて、豆からコーヒーを淹れれば新たな世界を体験できます。
コーヒーの味を決める要素は、豆の産地・精製法、焙煎の程度、粉の粗さ、お湯の温度などがあり非常に奥深いです。
コーヒー好きの後輩は香りを嗅ぐだけで産地が分かると言っていました。
また、おしゃれなカフェでラテを頼むと、ラテアートを描いてくれることもあります。専用のマシンを使えば家でも描くことができます。
スチームドミルクを注ぐだけで描く、フリーポアという手法で一番簡単なのがハートなのですが、全く簡単ではありません。


ただ、練習すれば練習するほどうまくなるので、やりがいがあって楽しいですよ。
コーヒーにも詳しくなり、カフェ巡りがとても楽しくなるのでオススメです。
受身的レジャー
一般的には受身的レジャーに分類されるが、取り組み方を変えると積極的レジャーとなる趣味もあります。
映画鑑賞


映画を観てただ「楽しかった」で終われば受身的レジャーですね。
映画レビューサービス「Filmarks」や「IMDb」などを使って、考察を書いたり、自分なりに感じたことを考えたりすると、一気に積極的レジャーとなりますね。
伝えたいことを整理し、アウトプットするライティング能力が身につきます。
ほかの人のレビューを見てみることも、気づかなかったことや、別の視点からの考察を知ることができ、非常に勉強になりますよ。
以下の記事では、映画初心者におすすめの名作や映画を観ることのメリットを紹介しています。
美術鑑賞


美術鑑賞もただ見るだけでは受身的レジャーのままです。大切なのは自分の頭で考えることです。
近年では「STEAM教育」という言葉に代表されるようにアートを学ぶことの重要性が高くなっているといえるでしょう。
欧米では、アートが必須のビジネススキルとなっており、イノベーション思考を育むことに役立ちます。
以下の記事ではアート鑑賞の具体的な方法を詳しく、丁寧にまとめています。ぜひご覧ください!


まとめ


- 趣味には様々なメリットがある
- 社会人におすすめの趣味は「積極的レジャー」
- 受身的レジャーでも取り組み方で積極的レジャーに変わる
- ランニング
- スノーボード
- 筋トレ
- チェス
- ポーカー
- 音楽
- 料理
- コーヒー
- 映画鑑賞
- 美術鑑賞
趣味選びのコツは、続けることによって成長があるかどうかです。
ぜひ本記事を参考にして、充実した趣味ライフを送ってくださいね。
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